どうも、ドンビボ TKC(@dbbdontbebo)です。
家族で1年に1回のフリーマーケット出店が恒例化しそうである。もともとは家の不用品の処分と娘の教育というか勉強になればいいなというのがキッカケ。
去年の秋に続き、春に出店しました。
5月開催が雨で順延になり、6月の開催へ。時期的に雨が心配でしたが、無事開催。
いや、暑すぎて無事とは言い難いかも。
父の日だったり、他のイベントが各地で開催されたり、季節外れの猛暑などで集客がイマイチで、売上も秋にやったときの半分くらい(実質赤字…!)
フリマを通じて感じたことなどツラツラと。ゆるい記事です。
フリマに求められているものは価格
多くの方が「お得」を求めてやってきます。100均よりも安いのは当たり前、お宝ゲットできる喜びを与えることができるのかを期待されています。
1円でも安く買おうとする買い物上手な人々に売上を立てたい我々の駆け引きスキルが求められます。ほぼ100%値切られるので、初めから少し高めに価格設定をするのも一つの戦略です。時々とんでも価格をふっかけてくる失礼な人もいますが、そういう輩はアホなふりしてやり過ごします。
プライオリティが価格とはいえ、売れそうなもの=価値がある商品は、そのうち売れます。一番最初に声かけた人が有利ではあるが、値段も誰に売るかも決めれるのは店主である自分たちです。
フリマに来る人
地方の中核都市なので、年齢層はほぼほぼ人口比率のままの体感。時間に余裕があるシニアと施設に遊びにきたついでに訪れるファミリー層が中心。
フリマに来る人々 | 割合 | おサイフの紐 |
---|---|---|
シニア | 多い | 硬い |
主婦、女性 | やや多い | 硬い |
ファミリー | 少ない | 条件次第でゆるく |
シャイなオジ | 少ない | ゆるめ |
老獪シニア
イチは多くのシニア層の方々が訪れます。彼らは早朝から熱心に品物を見て回り、準備中にも関わらず「これ、いくらですか?」と声をかけてきます。その情熱とエネルギーには驚かされるばかりですが、きちんと準備して気持ちよく開店したいこちらとしては対応に困ります。
老獪な彼らは、準備に集中し冷静な判断ができない状況と売り切りたいというこちらの心理をついてきます。どうでもいい商品ならサッと売るんですが、ヤツらは目利き力もあるので、目玉商品が開店前に売れてしまうことも。(文句言いつつ売ってんのかいー)
ほんとに忙しい時や対応できないときはお断りしてます。
購買意欲が高く、一度見に来ただけでなく、暇なんで何回も来ます。だから無理に対応しなくても大丈夫です。
ディスカウントママ
オープン時間近くになると、買い物上手主婦層ディスカウントママが現れます。
彼女たちは単品ではあまり値切ってきませんが、「コレとコレ」買うから安くしてくださいと総じて交渉上手です。ボリュームディスカウントはお断りしにくいコチラの心理をついてきます。
雑貨目当ての人が多い印象。
老獪シニアとアクティブママが入り乱れる10時前後がもっとも忙しい時間帯
ファミリー
お昼前になるとファミリー層が増え、子供という新たな顧客が来店します。目の前に欲しいオモチャを見つければだいたい粘って買ってくれます。購入決定権はないが、優良顧客です。買わないまでも店先のオモチャを見てる子供きっかけで欲しいものを見つけて買ってくれるパパママもいたりします。
ただ、ほとんどがフリマ目的(買う目的)で来ていないので、良い出会いがあれば買うって感じです。
シャイなオジさん
時間帯関係なく神出鬼没なオジサンは、優良顧客。だいたい値付けの価格で買っていく人が多いです(体感70%)。交渉がめんどくさいんでしょうね。靴とか服とか雑貨とかジャンル関係なく買ってくれるありがたい存在。
フリマから見えてくるもの
普段会社員やってる身からすると、店側に立つのはかなり新鮮です。ここからしか見えない景色があります。
お金のやり取りとコミュニケーションは非日常
フリーマーケットでは、普段の生活とは違った形でお金のやり取りが行われます。現金のやり取り、値段交渉、そしてその場でのコミュニケーションは、非日常体験です。笑顔で親切に対応することで、訪れる人々との信頼関係が築かれ、その瞬間のやり取りが特別なものになります。
マーケット感覚を研ぎ澄ます
フリマでは、商品をどのように見せるかが非常に重要です。なんでもかんでも平置きするのではなく、ときには場所を取ってしまうがあえて立体的に展示する、あるものは箱から出した状態で置くなどメリハリをつけることで、商品の魅力が引き立ちます。見やすく、手に取りやすい配置を工夫することで、訪れる人々の興味を引きやすくなります。
また、その場の雰囲気を楽しむことも忘れずに。その場の空気を感じながら、自分の感覚を研ぎ澄ますことで、新たな発見があるかもしれません。
フリマは面白い
準備と片付けが大変やけどフリマは面白い。フリーマーケットに参加することで、単なる物の売買以上の多くの学びや気づきがあります。
儲けたいっ!という人には向いてないけど、人間観察が楽しめる人にはおすすめです。
娘への教育の場として
また、フリマ出店は、娘にとっても貴重な教育の場となります。商売の仕組みを学ぶというと大げさかもしれませんが、実際の体験を通じて得られるものは非常に大きいです。
いらっしゃいませ〜の声掛けにはじまり、お金のやり取りや値段交渉、商品を魅力的に見せる工夫など、オママゴトにはないリアル体験はプライスレス。
1年に1回家族イベントとして続けていきたいところです。
次回の出店を楽しみにしながら、これらのポイントを心に留めて、より良いフリマ体験をしてみてください。
しかし、いろんな人がおるわ〜客商売やってる人ってマジ大変やろなとしみじみ。
装備、暑さ対策はお忘れなく
最後に、フリーマーケットでの装備や暑さ対策についてです。屋外で行われることが多いため、テーブルや椅子、日よけのタープなどを準備して、快適な空間を作りましょう。特に夏場は、水分補給や帽子、日焼け止めなども忘れずに用意することが大切です。これらの準備が、長時間の出店を快適にし、充実した時間を過ごすための鍵となります。
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