どこのホームセンターでも売ってるSPF材を使って、デスク&チェアをDIYしました。使う材料はたったの2種類。しかも両方作っても1,200円とリーズナブル!2〜3日で完成可能な作りになってます。お子様のDIYを検討中の方、参考にしてみてください。
やり始めると夢中になるDIY、お家時間にオススメです。
ある日突然、絵画に目覚めたムスメ画伯。
家のあちこちにバンクシーよろしくアート作品を知らぬ間に残してゆきます・・・賃貸マンションなんで見つける都度引き離したりするんですが、あんまりダメダメ言うのもちょっとかわいそうなんで。
お絵かきデスク&チェアをDIYしました!
予算は1,200円~2,000円ほどで、材料は2種類の既製品木材を使い、直線カットのみとシンプルなものに。安く作れるわりにいい感じに作れたので紹介します。
完成したものはコチラです↓(※長くなるので、子ども椅子と子ども机は別々に紹介します。今回は椅子編です。)
子ども机DIYはコチラから→子どもデスク&チェア(1歳児用)をDIY ~チェア編
子ども椅子DIY設計図、椅子高さどうする?
今回の簡易設計図はコチラ
今回最大の難関はイスの高さ&机の高さ決めでした
木製なんで当然高さ調整もできるはずもなく、色々調べてゆくうちに、この様な数値にたどり着く。
年齢 | 座面高さ | 背もたれの高さ | 座面の大きさ |
---|---|---|---|
1〜4歳 | 20~25cm | 20~25cm | 25☓25~30☓25cm |
5〜8歳 | 25~30cm | 25~30cm | 28☓25~32☓30cm |
9〜12歳 | 30~40cm | 30~35cm | 32☓30~40☓36cm |
成長を見越し若干高めに設定し、画伯の機嫌が良い時にダンボールケースとかクッションとかに座ってもらい、いけそうだったんでこの高さに決定。
他にも数値が色々あるので、参考にしつつも実際に本人に試してもらうのが一番かと思います。
念の為、ムスメ画伯は1歳6ヶ月で身長は75〜80cmと至って標準型です。
足の長さは今のところ昭和体型で短めです!!
使用する工具
- 電動ドライバー
- コースレッド38mm(ビス)←今回はホワイトを使用してみました
- コースレッド45mm(ビス)
- 木工ボンド
- サンドペーパー240番
- ワトコオイル(塗料)
- ミルクペイント スノーホワイト
- ボンド固定用にクランプ
- コーナークランプ
- のこぎり
今回は天板とフレームは色を分けて2トーンデザインにしたので塗料も入ってます。
子ども椅子DIY①_材料購入〜カット
使う材料は1×4材と30☓40材のは2種類だけです。アンチエイジングされた足場板など高級なものではなく、たいがいどこのホームセンターでも売ってるSPF材という安価な木材です。
SPF材は柔らかく、カットしやすいのと程よくサンディングされてるので角も落ちてるので、簡単なサンディングだけでそのまま使えるのがラクでいいです。
最近DIYブームなのか、在庫が結構減ってて昔ほど選べなくなってるのが難点です。ランガンできるといいんですが、レンタカーなんでちゃっちゃと返さないと高くついてしまう。そして何より早く作業に入りたいんで、少々質が悪くても妥協しちゃってます。
汚れや反りがひどくないかチェックし、こましなSPF材をチョイスしたら、お会計してカット
1✕4材6F(248円)を1本、30✕40材6F(198円)を2本、材料費¥446(+税)。これに加工費木材カット@30✕14=¥420のところをコーナンアプリのクーポンを使えば10カットまで無料なので、120円となり、材料費と合わせて610円ほど。
(※イスのみの材料代です)
椅子の材料サイズが6パターン
①300mm✕89mm=4枚
②400mm=2本
③240mm=2本
④210mm=2本
⑤180mm=2本
⑥170mm=2本
座面パーツの1枚だけ、ノコギリでカット。図面上で40mmですが、1〜2mm余裕を持ってカットしておかないと入らない(経験談)のでやや小さめカットがオススメです。
これでパーツは完璧です。
子ども椅子DIY②_パーツ組み立て
①〜⑥の材料をパーツごとに組み立てます。ドリルで下穴をあけてビスを打ち込んでゆきます。ややこしいのでイラストで説明。
なるべくビスは使わない予定でしたが、パーツが多いので安定感に欠けてしまいグラグラしてたんで、ガシガシ打ち込んでしまいました。
素人設計の問題なのかもしれません。
なお、ビスは普通のものを使用して、塗装の時にまとめて塗ります。※白のビスは座面と背板の取り付け時に使用。
4の字をヒックリかえしたようなパーツが2つで脚は完成
座面は木工ボンドで接着し、クランプでしっかり固定。
ひとまず、パーツの組み立ては完成。
子ども椅子DIY③塗装_ミルクペイントは塗りやすい
ショップでカットしたので、サンディングはそんなに必要もなく、全体をざっとハンドサンダーで磨く感じ。天板はワトコオイルで塗装。ワトコオイルは毎回登場してるので割愛します。
ペンキ塗装はミルクペイント
今回プラスとして「ミルクペイント、スノーホワイト」を購入
脚となる部分をミルクペイントで塗装。
ミルクペイントはノリもいいし、伸びもあるんで非常に塗りやすい。割と早く乾くし、乾いた部分がマットな質感になるので、ぱっと見で乾いてるかわかるので作業もはかどります。
ちょっとお値段しますが、拙い技術をツールが補ってくれるので筆ムラも目立ちにくく、キレイに仕上がります。
1度塗りだと木目がうっすら見えるんで、2度塗りしておくと安心です。
あえて地をみせる味のある見せ方もできますのでお好みで。
水性なので、床に間違って垂らしてしまっても濡れた雑巾ですぐに拭き取れば落ちますし、嫌な臭いもしないので、本当に使いやすいです。
ミルクペイント スノーホワイト、オススメです。
子ども椅子DIY④_組み上げ
骨格に天板をはめるだけなんで10分くらいで終わるかと思いきや、大苦戦。
木の歪み、取り付け位置の誤差などぴったりの寸法で組んでたので、ちょっとの誤差でも入りにくく、一部ビスを打ち直したりしました。
100%なくすのはムリ!!少々の歪み、ガタツキはDIYなのでOKでしょう!
仕上げにに底面にフェルトを貼ってガタツキ防止&滑りを良く
滑りを良くしておかないと、子供が立つ時に後ろにひっくり返るので要注意です。
ちょっとのズレでも許されない家具作り。一回全部組んでしまった後に塗装の方がいいんだろうか。
職人さんの技術の高さがいかにすごいか改めて感じる機会になった。
子ども椅子DIYまとめ_椅子は高さがすべて
とりあえず高ささえ決めてしまえば、あとは難しい技術なく組み立てができます。
最初から高望みせず丁寧に作ることができれば、材料も2種類しか使わず簡単ですし、椅子の形ってだいたいどれも同じでイメージしやすいので、迷う事なく組み立てられます。
制作日数 3日(時間があれば2日に短縮可能)
材料 1,200円ちょい
塗料 1,000円ちょい
作業 普通〜ちょいムズ
失敗の穴がたくさんあり、手作り感満載!
苦戦しましたが、それなりにできたかな?と。
DIYに慣れればもっとキレイな椅子にできそうなんで、次回はもう少しキレイに作ってみたいと思います
高さがどうかな??と思いましたが、ちゃんと座ってくれました。
その後、バンクシー的な活動を完全にやめることはできませんでしたが、絵本、テレビ以外にも一緒に遊べる場所ができたんで良しでしょう!
ここで長く成長してほしいものです。
ここまで読み進めて頂き、ありがとうございました。
以上、ドンビボ(@dontbebo)でした。
子ども机DIYは別記事になってますので、コチラからどうぞ→子どもデスク&チェア(1歳児用)をDIY ~チェア編
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