12ヶ月を経過し、記事追加しました
アガベ・チタノタブルー実生(ミショ活)12ヶ月、植え替え
どうも、ドンビボ TKC(@dbbdontbebo)です。
今回も観葉植物ネタです。
以前から観葉植物をちまちま育ててはいたものの、多肉植物にそこまで魅力を感じず、スルーしてきました。
しかし、色々な多肉植物YouTubeを見てる内にだんだんアガベ(Agave)がかっこよく思えてきて、いつしか物欲がMAXになるほど考えが一変しました。
もはや何をしててもアガベが気になり、手が付かない状態になり、初心者にはややハードル高かったかもしれませんが、アガベオテロイの子株をポチる。さらに、キックボクシングの試合観戦に立ち寄った花屋さんで、アガベデザーティプリングレイを購入。
眺めながらニヤニヤしてましたが、SNSやYouTubeなどを見てるうちに、先輩方(面識ありませんが)のコレクションが羨ましくなり、もっと増やしたい!
でも、枯らすかもしれないのに何万円も投資するのは怖い。。。
だったら自分で作るしかない!(DIY魂)
実生の沼へ、足を踏み入れたのでした…。
アガベ・チタノタブルー、実生(ミショ活)開始
種の購入はseed stockさんです。
その名の通り、数多くの多肉・塊根植物の種をたくさんストックされておられており、種類も豊富。フレッシュな状態のものが多いようで、その発芽率も高い。しかも、クーポンやサンプルのオマケもついてくるので、実生生活には欠かせない超オススメショップ。
アガベだけでも数十種類あり、何を買うかめっちゃ悩んだが、王道をチョイス。
太く大きい鋭い葉がかっこいい人気品種のAgave titanota ‘Blue’に。一緒にAgave sebastianaも購入。
アガベ・チタノタブルー、種まきして3日後に発芽確認!
今回は象の木の時のように専用トレーではなく、ネットやYouTubeでよく見るタッパーに密閉スタイルで実生活スタート。見出しの通り、3日後には発芽を確認。
用土は、赤玉小粒1:ゴールデン培養土1、表面にバーミキュライト。
種の質がいいのか、1週間後にはほぼ全部発芽を確認。すごい生命力。
そして先人の知恵は偉大であり、情報化社会の恩恵バンザイ。
一緒に買ったアガベ セバスティアーナ(10粒)も同じタッパーにて育成中でしたが、こちらは発芽ひとつとだいぶ差が出ました。
同時期にまいた、ディスカラーは別記事で紹介してますが、ゲアイーは発芽0と大変厳しい結果に。
同じ環境にして育てても、植物の種類によってここまで違うのかー!
という感想。
自然界においても全部が全部育つわけでもない。とわかっててもちょい侘しい…。何とか自然の力を信じたい。
フタをはずすかどうか悩む・・・。
最終的には、Agave titanota ‘Blue24/25、Agave sebastiana 4/10という結果になりました。(2022.4.3 播種)
アガベ・チタノタブルー実生(ミショ活)1ヶ月、屋外管理へ移行
発芽後はぐんぐん育ち、どのへんがアガベなんかよく分からんかったモヤシが二つに分かれ、葉には棘らしきものも形成され、見た目はミニミニアガベに。(約6週間後)
タイミング的にも頃合いかと思い、暖かくなってきたので、室内管理からベランダへ移動。
腰水はそのまま継続。
いきなり直射日光は枯れてしまいそうなので、直射しない屋根のあるスペースへ。
アガベ、赤くなる
しかし、外に出してから成長がスローダウン。あまり大きくなりません。
日光浴びてグングン育つんちゃうんかーい。
そして、、赤い。
置いてる場所が悪いのか、腰水が良くないのか、はたまた用土が問題なのか。用土が知識ない時に配合したものなので、植え替えしたいっ。
はやく安心できるサイズになってくれー!
なんとか朽ちることなく、育ってる?現状維持しています。
Agave titanota ‘Blue22/25、Agave sebastiana 4/10と脱落者なし。
アガベ・チタノタブルー実生(ミショ活)3ヶ月、腰水卒業
そろそろ3ヶ月になり、ここからはややスパルタにして自然界の荒波に揉まれてもらうため、腰水を卒業。
毎朝水やりし、完全に乾かないよう管理に切り替えました。
ジブンもそうでしたが、腰水をいつまでやるのか?って疑問に思う人が多いようですが、特に正解はなさそうです。ある程度大きくなって、水やりが毎日できる環境ならいつでもやめてOKでしょう。
腰水やめたら枯れるようなヤワな植物ではなさそうです。
改めてチェックしてみると、高さは出てないが葉が増え、十分成長してるなー。
アガベ セバスティアーナはさらにアガベらしい雰囲気に。
Agave titanota ‘Blue22/25、Agave sebastiana 4/10と脱落者なし。
これにてベランダ管理も一段落
農耕民族の血がさわぐんだ!追いアガベ実生
現状に飽き足らず、ネバデンシス、パリー、ユタエンシスのアガベ3種を追い実生。
次々に新しい種が入荷するんで、呼応するようにポチってしまう。
同じやり方でグリグリ量産中。それぞれほぼ発芽し、1ヶ月も経たないウチにベランダへ。
順調です。
用土だけ変えてみました。
アガベ実生、倒れるのは用土の強度か
発芽までの工程はなんとなくパターンをつかめたが、用土がまだしっくりこない。
アガベ・チタノタの時は、赤玉小粒1:ゴールデン培養土1、表面にバーミキュライトでやってたんですが、化学肥料で苔が生えてきて見た目がよろしくないのと、腰水やめたので水やりのたびにバーミキュライトが流れる&乾燥で柔らかくなることでアガベが倒れてしまいました。
なので今回は、土の強度(硬さ)を重視して、用土を赤玉細粒1:ひゅうが石1でやってみたが、今度は硬すぎて、根が土の中へ入っていかない事象が発生。
根っこが押し返されるので、(焼け石に水だが)表土にバーミキュライトを補強。
写真でみると、1つ1つキレイにピンっと立ってますが、1つ1つピンセットでつまみ、爪楊枝であけた穴に埋めるという地味で涙ぐむ作業の賜物。。。
やってて思ったんは、こんなんぜったい新芽に良くない。
自然に根を張りつつ、腰水やめても表土が吹き飛ばない、マイ・ソイルを早く確率せねばなりません。
一刻も早く・・・
実生=ある意味DIY
さて、初めての実生チャレンジですが、思ってたよりかなり楽しい。アガベは発芽率も高く、ジブンのような初心者でもそこそこ育てる事ができてて、日々の成長が楽しめます。
まもなく4ヶ月となります。台風、梅雨、梅雨明けの猛暑39℃、戻り梅雨による長雨など先の読みにくい天候が続いてますが、時々家の中に避難させたりとかしつつ、1株も脱落することなく順調に育っております。
チタノタブルーが一番発育遅いのが気になる。
まだまだ先は長そうですが、いい趣味ができました!これもYouTubeで教えて下さってる諸先輩方のおかげです。
このまま全部育ったら、鉢も置き場所もないわーなんてヌルいことは考えてません。
こうなったら生産者になる心意気デス。
アガベ・チタノタブルー実生(ミショ活)12ヶ月、植え替え
3ヶ月以降ベランダ管理を続け、11月〜3月は室内管理へ。暖かさが増してきた4月下旬に再び外へ。しばらく慣らした後にようやく1回目の植え替えをしました。
この記事を書きながら、3ヶ月までの写真を見てると、今の状態は下葉が枯れたものや、苔がびっしり生えたものなど自然に揉まれたたくましさがあります。
正直、あまり大きくなってないものが多く、用土や水やりなど育成に問題があったのかもしれません。
ただ、三ヶ月前と変わらずAgave titanota ‘Blue22/25、Agave sebastiana 4/10と脱落者はなく、春を迎えることができたのはプラスポイント。
この1年でどこまで成長するんでしょうか、楽しみです。
質問、感想などお気軽にコメントどうぞ!