- 2022年4月播種
- 6ヶ月経過、追記(2022年11月)→パキコルムスディスカラー(象の木)半年経過
- 1年経過、追記(2023年4月)→パキコルムスディスカラー(象の木)実生、1年経過
- 2年経過、追記(2024年4月)→パキコルムスディスカラー(象の木)実生、2年経過
どうも、ドンビボ TKC(@dbbdontbebo)です。
YouTubeみてたら自分も実生やりたい!と思い、初心者ながらもパキコルムスディスカラー(象の木)の実生に挑戦。種まき開始から今現在までの育成についてレポートします。
ド素人がいきなり塊根植物に手を出していいものか悩みましたが、「何事も経験なり」の精神で挑んでいます。
これからパキコルムスディスカラーの実生をやってみたいとお考えの方の参考になれば幸いです。
パキコルムスディスカラー実生0日〜
2022年4月、購入した種専用苗床に植えました。植える条件などは前回記事にて紹介してます。
なんと、種をまいて翌日には発芽しました!
というところまでが前回記事。
パキコルムスディスカラーは順調に成長しており、次々と発芽。
おそらく植えたものほとんどが発芽したんじゃないでしょうか。
置き場所は日の当たるベランダの窓際で、密封ではなく、蓋には穴が開いてます。朝イチは蓋に水滴がついてるので、湿度が高いことが伺えます。
ジブンが発芽名人になった気もしますが、パキコルムスディスカラーは発芽率は大変高いようです。
象の木の種まきから1週間
置き場所は変わらず、窓際にて室内育成中。順調に発芽するも、力尽きる苗が続出。
原因はカビです。
発芽から育成を促すにあたり、内部の気温を上げる必要があります。ほぼ密閉された環境で湿度が高くなりすぎたため、カビが発生してしまいました。ベンレートで消毒をしてましたが、防ぐことができませんでした。
悲しい。
他にも発芽したものの、成長が止まり、がいくつか居なくなりました…枯れた?朽ちた?
発芽後の成長が止まったのは、消毒のせいか、水のせいか、湿度高すぎたのか、たまたまなのか、環境があってないのか分かりませんが、悔しい結果に。
自然界において全部が育つわけでもない。とわかってても、ちょい侘しい。
象の木の種まきから14日ほど経過
残ったのは9本。25粒植えたので、生存率39%です。
高いのか、低いのかわかりませんが、なんとなく低そうです
20度を超えの日々、ポカポカの陽気。雨予報もなく、いい感じに成長してくれそうだと思い、このタイミングで、窓際からベランダに移動してみました。
って思ったんですが、まだ早いように感じたので、2,3日ほどで室内管理に戻しました。
象の木の種まきから30日ほど経過
9本変わらずだが、成長にかなり個体差あり。
だいぶ成長に差がでてきました。
成長の早いものは双葉から春菊にような葉をつけ、全体的にひょろ長く、太陽に向かって伸びてます。
9株中、1株が黄色くなっており、風前之灯。残り8株。徒長ぎみ大が2,小が2、極小が4。
一体型のトレーに植えてしまったがゆえに、成長に合わせて環境を変えられないのがもどかしい。
成長にバラつきがあり、一体型のハウスはで成長に合わせて管理しにくく、プラ鉢などで小分け管理すべきだったなーと思うようになりました。
トレーと蓋は専用のものだけあって使いやすいので、買って損だったわけではない。
パキコルムスディスカラー実生1ヶ月、まとめ
残ったのは8本。25粒植えたので、生存率32%です。
- 2022年4月4日 25粒播種
- 2022年4月5日 パキコルムスディスカラー発芽
- 2022年4月6日 カビ問題発生
- 2022年4月17日 9本
- 2022年5月4日 8本
茶色くなったり、根を張れない個体もあったりいろいろ勉強になりましたが、「発芽させる」という体験においては、ディスカラーは初挑戦には向いてる素材かと思います。
調べてみると、ここから先は大きくするのが急に難しくなるようなので、何体生き残れるか様子を見ながら育てたい。
カビでダメになったものは仕方ないにしても、発芽後に力尽きていった芽が、ヒューマンエラーのような気がしてます。
成長を見守る。
これができてませんでした。
腰水
種を植えて以降、全日程腰水にて管理。
種まきから1週間は、2〜3日に1回のペースで腰水の入れ替えを行いました。
腰水には、願かけでメネデールを希釈したものを入れてましたが、3回目からは真水です。
〜14日は、減った分だけ真水を継ぎ足すスタイルで育成。全部入れ替えたほうがいいのかどうか分かりません。真水がベストなんかも不明…
改善点
- 苗床は小分けがベスト
- 湿度が高すぎたと推測
- 発芽序盤に霧吹きはアカンかったかも
同時期に植えたアガベチタノタブルーは発芽率90%超えなので、ほんとにまとめて管理って無理があったなと
同じ環境でも2週間でだいぶ差が出るので、品種はなおさら差が出ます。
パキコルムスディスカラー(象の木)半年経過
残ったのは5本。25粒植えたので、生存率20%です。
半年が経過し、猛烈な暑さだった夏を越えられず、3株脱落して残り5株。
乗り越えた中でも元気なものとそうでないものがあり、3株が力尽きそうです。休眠なのかもしれませんが、元気なやつとの差がありすぎてたぶん違う気がする。
あとこの間に、育苗ポッドが場所取りすぎだったので、プラステラに植え替え。植え替えといっても育苗ポッドの土ごともっていったのでそこまで影響はなかったはず。
用土・日照条件・水やり頻度は変わらずなんですが、枯れる株はどんどん萎んで朽ちてゆきました。
…ずっと腰水だったのでそれも良くなかったんかも知れませんね。
アガベなどの実生に比べて水分の吸収スピードが早く、ちょっと目を離すとトレイがカラカラになるので、ずっと腰水してました。残っている優良株は根が鉢底から伸びてきてるので、丈が長い鉢でやるとうまく育てられるかも?
次回はそこら辺も考慮したいと思います。
パキコルムスディスカラーは耐寒性もあり、0度までは平気とのこと。このまま外に置くか、部屋に取り込んであげるか
他の鉢を見ながら、考えます。
小さな、小さな、象の足
優良株には小さなコブができてます、小さな象の足!あんな小さな芽がここまでになるとあらためで感動です!嬉しい。
水やり以外何もしてませんが。
突然の不調、真冬の植え替え
12月中旬、11月から室内管理に切り替えて育てていた優良株の一つの葉がいきなりしおれてしまいました。枯れるとは全く違う雰囲気だったので、意を決し植え替えました。
ほんまあっという間というか、昨日まで普通だったのに!
専門家じゃないので、はっきりと言えませんが、根腐れしたっぽいです。
いい感じに塊根部分は成長してて、感動しました。
なんとか持ち直してほしいところです。
パキコルムスディスカラー(象の木)1年経過
残ったのは1本。25粒植えたので、生存率4%です。
急激にしおれたので急遽植え替えたやつは残念ながら目覚めませんでした…。
元気なものも植え替えたときの写真を忘れるという、あまり情報がなく恐縮です。植え替えるとだいたい弱るので、これからの様子も注視してゆきます。
パキコルムスディスカラー(象の木)2年経過
残った1本も枯れそうな雰囲気でしたが、分岐した成長点がグングン伸びてゆき(見ようによっては徒長気味)、元気に育ってます。一回り大きな鉢に植え替えたいところですが、これまでの経験上、植え替えると調子崩すのでしばらくこのままで様子見します。
塊根はスリムなシルエットのまま太くなりつつあります。脱皮?
春になり、新芽も出てきたので一安心です。あとは植え替えをするか、伸びた枝を剪定するか超絶悩み中。
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