どうも、ドンビボ TKC(@dbbdontbebo)です。
流木とシンプルな板に植物(タンクブロメリア)を植えるという簡単なDIYをしました。植物を自然に近い姿へ引き立て、唯一無二のインテリアアイテムとしても楽しめるものができたと思います!
タンクブロメリアはパイナップルの仲間で、「土」を必要としないという珍しい植物。葉の形状や色彩がとても個性的でインテリアとしても魅力的な熱帯植物。植木鉢&土がなくても育つのでこのような仕立てが可能です。
DIYとしては超簡単ですし、タンクブロメリアも安いものならホームセンターで200円くらいから手に入ります。簡単&リーズナブルながらもおウチを訪れた友人からもオシャレと好評です。
着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)とは
着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)、なかなか聞くことがないワードですが、
地面に根を張らずに、他の植物の表面に張り付けて育つ植物。ランとかシダなどの植物が有名で、普段何気なく見てる街路樹なんかにも着生植物がいて、実は我々の生活になじんでいる存在。宿主の木の老廃物を上手に吸収したり、木を伝って落ちてくる雨水や木もれ陽で生きている不思議な植物です。
そんな植物版の寄生虫みたいな着生植物の多くは、熱帯雨林などの環境で暮らしており、見た目も一風変わったビジュアルで観葉植物としても注目を集めています。特にビカクシダやタンクブロメリアは愛好家の中で人気。
着生植物は土を必要としないため、虫が寄り付きにくく、板やコルクに貼り付けるなどしてインテリアとしても利用されています。
我が家でもDIYででた端材を使い、ビカクシダを板付けしたりしています。
ちょっと水やりが特殊なので、手間と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、もともと木もれ陽の中で育っているので、明るい窓辺や室内の明るさでも十分育つので、実は手軽に育てられる観葉植物です。
木以外にも着生させることが可能なので、ツワモノはザルにつけたりと楽しみ方の奥が深い植物。
もっと広まって欲しいな〜と常日頃思っています。
タンクブロメリア(ネオレゲリア)とは
着生植物の仲間でタンクブロメリアというものがあります。葉っぱが筒状になっていて、そこに水が貯まるんです。
植物に水をあげる=ジョウロなどで葉や土に水をかけるというイメージですが、土に根を貼らないタンクブロメリアは筒に水を貯めるという面白い生態。
品種が2000種類以上あるらしいのですが、主な生息地がまだまだ未開拓なエリアも多い熱帯・亜熱帯地域なんで、まだまだ見つかってない品種がたくさんありそうですね。加えて園芸用に品種改良されたものもあるので、全てを把握するのは不可能。
我が家には、200円のものから1万円のものまでタンクブロメリアが5鉢あります!
今回はネオレゲリア プンクタティシマ イエローフォームを着生させました。
タンクブロメリア板付け(作り方)
- お好きなタンクブロメリア
- 水苔
- 糸(透明ミシン糸 ダイソー)
- 流木
- 木板
- アルミ線(2mm ダイソー)※S字フックで代用可
作業時間:30分程度
8mm~10mmの穴が使いやすいかと思います。
あんまり角度をつけるとタンクに水が貯まらないので注意。なるべく垂直に。
唯一無二のインテリアが完成です。
置き場所を選ぶインテリア
この完成した唯一無二のインテリアを部屋の好きな場所に展示したいところですが、残念ながら少し場所を選びます。
必要な要素は「光」です。強い光は必要としませんが、窓のないトイレやお風呂など場所は適しません。小窓があったり、植物育成ライトなどを併設するなど光があれば設置可能です。
タンクブロメリア置き場所&育て方
置き場所:直射日光に当てず、レースカーテン越しの窓辺。屋外の場合も直射日光厳禁。
温度:5〜35℃(品種による)
水やり:週1〜2回タンクの水を入れ替えています。冬場は乾燥するので水切れに注意!!
推奨:自然の風が当たる場所、もしくはサーキュレーターを使用
熱帯植物愛好家の杉山さんがどこかのメディアで仰ってたのですが、板付けすると生育スピードが下がるそうです。根からもそれなりに栄養吸収するみたいです!