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水やりチェッカー「SUSTEE(サスティー)」レビュー。基本的使い方や自分なりの発見を紹介

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盆栽の世界では「水やり三年、苔はり10年」という格言があります。

これは植物を腐らせたり枯らしたりせずに、ある程度の水やりの感覚が解るのには少なく見積もっても三年の歳月がかかるというたとえ。

なのですが

ワタクシ観葉植物を育てはじめて3年以上経ってますが、水やりの感覚を掴んでる手応えは微塵もありませんっ
特に多肉植物を始めたことで、水やりに悩むことが増えてしまいました。

育てるのがイージーなゴムの木
頭を悩ましているAgaveオテロイ

今年に入ってからアガベ実生だけでなく、いくつかAgaveアガベの子株を買い、育てだしたのですが、水やりのタイミングが本当に難しい。

TKC

植物は水と太陽があればあるほどあればいいもんやと思ってました…

乾燥地帯出身の多肉植物は、水をそこまで必要としておらず、水をあげすぎると根っこが腐ってしまいます。土が完全に乾いたのを見計らって水をあげるのがベスト、と言われています。

特に初心者にはそのタイミングが分かりにくい。

そんな難しい水やりをサポートしてくれる「SUSTEE(サスティー)」という画期的なツールを見つけたので購入してみました

その名の通り、鉢に刺すだけで水やりのタイミングを色で教えてくれるという代物。3ヶ月ほど使ってみた感想、私なりの便利な使い方を紹介します。

これから購入をお考えの方などに参考になれば幸いです。

ショートカット目次

SUSTEE(サスティー)とは
SUSTEE(サスティー)の口コミ・評判
SUSTEE(サスティー)90日レビュー
タップできる目次

水やりチェッカー「SUSTEE(サスティー)」の口コミや評判

水やりのタイミングについていろいろネットで調べていくうちに、SUSTEE(サスティー)」という鉢に刺しておくと色の変化で水やりのタイミングをお知らせしてくれる画期的アイテムがあることを知り、これならば!とチェック。

Amazonレビューみてると色々な意見があり少し不安になりましたが、ジブンの今ある経験値に頼るよりマシだろうとポチりました。

枯らしてしまったことは残念だが、植物は人間と同じく、種類・用土・個体差・鉢の置かれた状況など、例え同じ品種であったとしてもひとつとして同じものはなく、千差万別。

TKC

レビューで商品に呪いをかけるのではなく、次にどうつなげるかにエネルギーを向けたいものである。

水やりチェッカー「SUSTEE(サスティー)」とは

適切な水やりタイミングを「色の変化」でお知らせ。電池を使わないから、鉢に挿して置くだけ。

https://sustee.jp/

どんな植物にも利用可能な水やりチェッカーということなので、多肉植物もOK。鉢に挿しておくだけという簡便性も魅力。

また、pF値(有効水分域)=植物の空腹度とも言える「根が水を吸う力」を可視化してるそうです。

詳しくは、公式ホームページでご確認ください→SUSTEEサスティー|水やりのタイミングが分かる水やりチェッカー

発売は2014年となにげに歴史ある商品。

試行錯誤しながら育てるのが観葉植物・ガーデニングの醍醐味ではありますが、こんな便利な商品があんまり浸透しないのは何か理由があるのかしら。
ユーザーの多くは枯れてしまったらまた新しい鉢を買ったらええわって感じなんでしょうか。販売店からすると枯れてもらわな新しい鉢が売れへんやん的な?

サスティー、サイズはS/M/L3種類、色は2色

鉢の大きさに合わせて3種類のサイズ、カラーは2色展開

サイズ適合鉢サイズプライス
S2〜3号鉢(直径 6〜9cm)¥435〜498
M3〜6号鉢(直径 10.5〜18cm) ¥517〜548
L6〜12号鉢 (直径 18〜36cm)¥604〜640

鉢の深さによっては1サイズ大きくしても良いかもしれません。

グリーンはちょっと好みのグリーンではなかったので、無難な白を購入。

黒があればいいなーって思ってたら、トーキョーボタニカルライフの堀口さんがボタニカルライフコラボで作ってはりました。こちら販売ではなく、オフラインイベント等で運が良ければゲットできるらしい。

興味ある方は、動画チェックしてみてほしいです。

「SUSTEE(サスティー)」は植物・土を選ばない

胡蝶蘭から紫陽花、バラやハーブ、多肉植物まで。

どんな植物にも、どんな土※ にも、カンタンに使うことができます。

※園芸培土、バーク、水苔、ハイドロカルチャーに対応

https://sustee.jp/

どんな土、どんな植物にも対応してます。

これまで用土はゴールデン培養土の一択だったジブンですが、アガベを育てる!と少し背伸びして、ひゅうが石・鹿沼土・赤玉土のミックスブレンドを自作して使ってます。

土を変えたことで、色々な用土が入り混じったことで、水やりのタイミングを見失った側面もあります。

TKC

素直に多肉植物の土的なものを買っておけば、良かったかも?

なんていう後悔もありますが、それそれたっぷり7リットルくらいあるのでいまさら引き返せませんw

不調なアガベが復調すればいいんです。

そして、来春の植え替え時には用土も統一したいです。

サスティーの使い方は簡単。誰でも使える。

使い方は至ってシンプル『土に刺す』だけ。

この時、注意しないとならないのが矢印の間に表土がくるようにさす事。この条件が満たされないと、きちんとお知らせしてくれません。

矢印が両方見えてても、両方とも地中に埋まってもダメです。

水やりしたのに青くならない、いつまでたっても白くならない場合は矢印の位置がずれてないかをチェック!

差しすぎ、上の矢印も埋まってる
下の矢印も見えている。差し込み不足。

「SUSTEE(サスティー)」アガベ(多肉植物)での使い方。

水やりが難しいアガベの育成のためにサスティーを使っています。
3ヶ月ほど使ってみて、ジブンなりの使い方ができた」のと「使ってみて便利だな」という点があるので紹介。

サスティーが白くなって+2〜3日で水やり

使い方は、サスティが白くなって水やりサインを出したらすぐにあげるのではなく、白になった=土が完全に乾いたという目安にしつつ、白くなってからだいたい2、3日後に水やりしてます。

しばらく太陽が出ない日が続いてたりすると、もう少し期間を開けて使ってます。

TKC

信頼してないわけではないんですが、カンに頼ってます。

平均すると3、4日に一回ペースって感じでしょうか。ゆっくりですが成長しているようです。

根が地中から飛び出すほどに。。。もしかして水が足りないんでしょうか。

白くなってすぐにあげていればもっと大きくなったかもしれませんが、猛暑下でも根腐れすることなく育ってるんで良しとしましょう。

外出時の急な雨も、サスティーの色でチェック

本来の使用目的とは違うのですが、こっちの方が助かってます。

ベランダ管理なんで、突然の雨が降ったりすると鉢に水がかかり、想定外のセルフ水やりになってしまいます。リモートワーク・在宅ワークでもないので、小雨だろうがゲリラ豪雨だろうがどうすることもできないんです。

屋根があるんで、ダイレクトではないものの、大なり小なり雨水を被ります。

そんな時、サスティーの色を見れば、鉢がどんだけ雨で水を受けたのか可視化できます

朝は白かったのに、夜に帰宅すると青くなってることや、雨は降ったはずなのに白いままだったりとか、

どれくらい水をかぶったのかをある程度把握できます。

TKC

まー、あくまで目安でしかないんですけどね

周りに置いてるサスティーをさしてない鉢の状況把握にもなり、水やり管理において安心材料となっています。

「SUSTEE(サスティー)」は初めて育てる植物に◎

先日、地元公園で開催されているフリーマーケットで、鉢付き500円とリーズナブルなエバーフレッシュと出会ってしまい、即決購入しました。

エバーフレッシュは、気難しく、育てるのが難しいという印象。

知らない植物を初めて育てる、こういう時こそ「SUSTEE(サスティー)」の出番でしょう。予備でもう1本買っておいたので、こちらで使用しています。

TKC

元気に新芽を出してグングン成長ししています。

育てたことがない植物を手に入れたり、用土を新しくしたり、経験や知識が無い時にサスティーを使ってみることで、安心して水やりができます。

サスティー、維持費いくらかかる?

電池を使わないので、維持費は基本0円です。使い続けるならフィルターを交換すれば、長く使えます。

電池も使わず、使い捨てでもなくエコロジー。自然と化学のチカラを使ったアイデア商品、こういうの好きです。

TKC

サステイナブルともかかってるネーミングも完璧

ハイクオリティな性能を持ってますが、1本あたり4〜600円台と安く買えるものいいところ。

しかも、アマゾンならまとめ売りなどセールをやってる頻繁に見かけ、お得に買えるチャンスが多い(気がします)。

お試しで購入しやすい価格なので、水やりでお困りの方は、ぜひ使ってみて欲しいです

キャビノチェ(Cabinotier)
¥1,911 (2022/10/31 18:35時点 | Amazon調べ)

サスティーのちょっと残念なところ

「SUSTEE(サスティー)」は、使い方もとても簡単で、水やりのタイミングを色でお知らせしてくれるとても便利なサポートアイテムですが、ほんの少し残念なところもあります。

少しですよ、少し!

TKC

許容範囲といえば許容範囲で、すべての人に当てはまるものではありません。

サスティーは真夏、真冬に屋外で使えない

SUSTEE(サスティー)の使用温度は5〜40℃の間とのこと。

近年の猛暑や冬の冷え込み時期は、正しい反応が出ない恐れがあるので置き場所に要注意です。特に多肉植物は黒い鉢でより熱を持つので、鉢の中の温度は気温以上なってます。

ただ、猛暑や極寒はサスティだけでなく、そもそも植物自体にも良くないので、気温が40度を超える日や5度を下回る日は室内に避難させたほうが無難です。

サスティーの寿命は1年未満

サスティの本体、ボディはある程度永続的に使えるのですが、中のフィルターの寿命が短い。まだ買ったばかりなんで、心配することもないのですが、使ってるうちに目詰まりして色が変わらなくなるそうです

まだ使い始めて間もないのでキレイ。多肉用の水はけの良い用土&水やり頻度も少ないので、他の用土ではこうもいかないかもしれません。

交換目安としては、6ヶ月〜9ヶ月ごとにフィルター交換とパッケージに記載されています。特殊なフィルターなので、代替えが効くものもなく、正しい反応を得るにはフィルター交換時期に交換するのが無難といえます。

色が変わらなくなったら交換の目安。

フィルターは、交換用中芯リフィルというもので、各サイズ2本入って4〜600円台と1本新たに買うよりは安い設定です。

個人的にはもう少しがんばって、1年間は昨日を保って欲しいところ。

TKC

植え替えのタイミングで交換したいんですよね〜

「SUSTEE(サスティー)」がささってる佇まい

商品デザインの見栄えが悪いというものではなく(むしろハイセンス)、なんか刺さってるビジュアル、初心者丸出しは、多肉・塊根植物育てている勢にとっては少し残念なポイント。

鉢の重さや、下葉のシワで水の乾きを見極められるまでのガマンです。

「SUSTEE(サスティー)」その効果はいかに!?90日レビュー。

サスティーは水やり管理するためのツールではあるんですが、ティーチングというより水やりをコーチングしてくれるツールとして受け止めてます。

サスティーを使えば「水やりが原因で枯らすことはない」という万能ツールではなく、ジブンにとってはこれを使うことで、植物の成長と共に学びながら経験を積み、将来的に水やりが原因で枯らすことを減らせる、ボタニカルライフをサポートしてくれる良き相談役です。

SUSTEE(サスティー)
総合評価
( 4 )
メリット
  • 500円で手軽に、刺すだけ簡単。土・植物を選ばない、なんでもOK
  • 急な雨で鉢がどんだけ雨で水を受けたのか可視化できる。
  • 育てたことがない植物を手に入れたり、用土を新しくしたり、経験や知識が無い時に後押ししてくれる。
デメリット
  • 真夏、真冬に屋外で使えない。
  • フィルターが1年持たない。
  • 見栄え。
  • 植物も千差万別、ある程度の知識・経験やカンが必要。

使うメリットの方が圧倒的に大きいので、総合評価は☆4。

そんなに便利なら手持ちの観葉植物に手当り次第サスティーをさしまくってもいいのですが、あーでもないこーでもないと試行錯誤しながら、成功と失敗を繰り返し育てるのが園芸の醍醐味。それを楽しめないならフェイクグリーンでいいわけで。

TKC

うまく付き合っていきたいです

サスティーを刺してるアガベチタノタ鉢の成長記録。

しばらく使っていますが、不調の葉以外は健康そうに育ってます。1枚葉が増えました。赤味がかってますが、これは梅雨明け以降ずっと続いている酷暑のせいかと。

ということで、500円課金で水やり三年をチートできる、水やりチェッカー「SUSTEE(サスティー)」のレビューでした。

以上、ドンビボ TKC(@dbbdontbebo)でした。

最後まで見ていただきありがとうございます。

See you!

観葉植物、多肉・塊根植物 ボタニカルライフ

ドンビボ|TKC
平日サラリーマン、休日クリエーター
大阪在住会社員
休みの日になんやかんや作ってます

のんびり更新ではありますが、欲しいものを自分で作るの精神でDIYを楽しんでいます。

訪れた方に少しでも役に立てる情報が提供できれば幸いです。

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